投球肩
投球肩
肩関節は関節の中で一番障害を起こしやすい関節と言えるでしょう。
動きの自由度が高い代わりにそれだけ支持機構が脆弱に出来ています。手稲は冬は外でのスポーツ練習がしにくいですが手稲でも野球少年はがんばっていてよく当整骨院に来院します。
投球肩は下記の総称です。
●インピンジメント症候群
●関節唇炎
●靭帯の炎症
●筋・腱の炎症
投球肩の原因
いづれにしても使いすぎ(オーバーユーズ)が原因ですがベネット肩といって肩甲骨後方の骨棘を形成して神経を刺激して痛みを出すものもあります。 十分筋肉が鍛えられている選手ではなく軟式から硬式の球に変わったばかりの中学生などにも肩や肘への負担が大きく痛めやすいです。
特にフォールスロー時には肩関節には遠心力によって筋腱に伸張力が加わり痛めます。
投球肩の施術
まずは炎症を抑えること。
その後当院で痛めている筋へのアプローチを施し、必要であれば弾性固定します。
肩に負担のかからない投球フォームの指導やインナーマッスルトレーニング指導も行います。やはり球技を中心としたスポーツ全般でいためる頻度の高い場所でもあります。
TFCC
TFCC損傷
小指側の手首の痛みです。
手を手の甲側に曲げたりひねったりすると痛みが増悪。
TFCCのイラストトランクを開ける動作、ドアノブをひねる動作などで特に痛みが出ることが多いです。
TFCCのイラスト2TFCCは腱鞘炎とも分類されますが、ちょっと腱鞘炎とは違う気がします。
多かれ少なかれこの部位の炎症はTFCCの損傷部位と関わっていることが多く一般的には「腱鞘炎」と診断されることも多いですが、なかなか治らないので医科でも「施術法」はハッキリしていないようです。
難治性で手術となる場合もありますが十分、保存療法と固定によって改善が期待できます。
なぜなら私も以前TFCCで手術と言われ悩んでいましたが仕事を休むことなく現在、自分で完治させ今では何十キロものバーベルを普通に持っています。
インピンジメント症候群
インピンジメント症候群
肩を挙上するスポーツでおきる
インピンジメント症候群のイラスト肩を挙上、その状態で内側に曲げていくとクリック感、または痛みが発生する場合は インピンジメント症候がみられるかもしれません。
インピンジ症候の原因
繰り返し外力によってローテータカフ(棘上筋)が肩峰と大結節(上腕の骨の部分)に挟まれて発生します。
バスケットボール、バレーボール等のように肩を挙上するスポーツに多く発生します。
インピンジ症候の対処
まずはインピンジが再現されるか?
程度はどうか?
疼痛管理のためにどの程度の運動頻度か?
指導していきます。
競技復帰するために計画を立てることが大切で無理は禁物です。
疼痛、炎症を抑えたのちテーピング固定、インナーマッスルエクササイズ指導を行います。
腰椎分離症/すべり症
腰椎分離症/すべり症
スポーツをしていない人でもおきる
私も腰椎分離症がわかってから、をもうかれこれ25年になります。
おそらく部活で柔道をやった際に先輩にいわゆる「かわいがり」で投げ飛ばされたときにやったと思うのですがおかげで今でも定期的に鈍痛があります。
腰椎に繰り返し外力が何度も加わるストレスが大きな原因だと言われており スポーツ外傷と言われますが、スポーツをしていない人でも一部見られるようです。
右図のようにほとんど下部腰椎(L4/L5)で見られます。
赤のラインが分離箇所です。ここより上部が前方に滑ってくると「すべり症」となり医科へのご紹介も行います。
分離症の症状
一般的には腰痛、腰をそらしたときに痛い等・・・
ただ、一生なんの症状もない人もいるようです。
分離症の対処
分離症は若年時、発症して間もなければ医科にて施術、完治も見込めるようですが 時間がたったものに関して完治は難しいとのことで現に私もその一人です。
最近目立った腰痛に対しての施術を行いますが、分離症、すべり症の場合は施術に注意があります。
※すべり症、分離症が元にある場合、ささいな動きで筋肉を痛めます。原因のある痛みは保険施術ができます。
シンスプリント
シンスプリント
走る競技でよく発生する痛みで、走れない 主にシンスプリントは後脛骨筋という筋肉の付着部の痛みであるためこの筋へのアプローチを行う。 この症状を訴えてくる選手は大会目前にしている方が多いのですが、 早期に復帰できるよう施術と指導を行っていきます。 手稲の高校生の陸上部の生徒がよく整骨院へ施術にみえますシンスプリントの原因
急激な運動量の増加、かたい床や、クッションのきいていないシューズ、偏平足などシンスプリント施術法
私も経験者なのでその痛みは知っていますが、シンスプリントは非常に痛く、時には歩行困難に陥るものもあります。アプローチするとよく効果が出る勘所があり、その部位に対して処置すると瞬時に効果が出ることが多いです。野球、サッカー、テニス、格闘技などスポーツの怪我のご相談は・・・
|
|
当整骨院所在地 | 北海道札幌市手稲区手稲本町2条4丁目8-24 キテネビル1F まごの手整骨院(整骨院) 電話:011-691-0200 |
|
|
このあたりに不慣れな方はJR駅の南口からお電話ください。 (JR手稲駅南口 3番出口を出ます)お越しの際はお間違えにならないようにお気を付けください。当院は「整復院」という名称ですが「整骨院」です。 |
患者さまから相談の多いむちうち、交通事故の怪我、腰痛、肩こり、五十肩、スポーツのケガ、骨盤調整などについて各ページでケガと筋骨の専門家である柔道整復師の院長が解説しています。